1994-11-22 第131回国会 参議院 地方行政委員会 第5号
○説明員(西澤良之君) 文部省といたしましては、国連大学本部を誘致してまいりまして以来、昭和四十九年から平成四年までにわたりまして暫定本部が渋谷の東邦生命ビルの中に設けられたわけでございますけれども、これを借り上げして国連大学に提供する経費、あるいは恒久本部施設を現在の青山の地に建設しましてこれを無償で国連大学に供与するための経費等々を措置してきたところでございます。 また、国連大学の事業関係への
○説明員(西澤良之君) 文部省といたしましては、国連大学本部を誘致してまいりまして以来、昭和四十九年から平成四年までにわたりまして暫定本部が渋谷の東邦生命ビルの中に設けられたわけでございますけれども、これを借り上げして国連大学に提供する経費、あるいは恒久本部施設を現在の青山の地に建設しましてこれを無償で国連大学に供与するための経費等々を措置してきたところでございます。 また、国連大学の事業関係への
○説明員(西澤良之君) 国連大学の青山本部への立地につきましては、誘致以来数カ所、都内ほかの候補地を検討いたしましていろいろ実情等を調査したわけでございますけれども、いずれも当時既に利用計画が確定している、あるいは国連大学側の希望条件等を満たさないというような問題点がございました。 そういう中で、東京都の方から、今、先生御指摘の東京青山の都電跡地に国連大学を誘致したいという話が昭和五十六年にございまして
○西澤説明員 先ほど申し上げました四万八千五百六十一人の留学生のうち、私費、自分の費用あるいは母国政府の派遣等も含んでおりますけれども、そういうものを含みます私費留学生数、四万二千八百六十二名、八八・三%でございます。国費留学生数は五千六百九十九人、一一・七%というふうになっておるわけでございます。 これを諸外国におきます留学生受け入れの状況と比較した場合でございますけれども、世界全体で百十六万人
○西澤説明員 まず我が国の大学等で学ぶ留学生数でございますけれども、平成四年五月一日現在で四万八千五百六十一人に上っているところでございます。 また、平成二年度に、これはちょっと年度が古うございますけれども、調査の関係で平成二年度ということでございますけれども、我が国の高等学校で受け入れました外国人の生徒数は千二十二名というふうになっております。また、我が国から諸外国への留学生数、これはなかなか把握
○西澤説明員 教育、文化、スポーツの国際交流の推進につきましては、我が国や相手国におきますこれらの諸分野の活動の発展に資するものでございまして、国際的な相互理解を促進し、真に友好関係を築いていく、そういう上でも極めて重要な意義を有するものであるというふうに考えております。 そういう観点から、従来から文部省におきましては、教育交流、文化・スポーツ交流などさまざまな国際交流事業を広範に実施してきているわけでございまして
○西澤説明員 留学生を受け入れるに当たりまして、留学生が安心して勉強できるような条件を整備するということは重要な課題でございまして、特に万が一病気等にかかりました場合に、安心して治療が受けられるような医療制度が必要になるわけでございまして、このため文部省では、従来から、外国人留学生が日本国内の医療機関で疾病、負傷のために治療を受けました場合に、本人が支払いました医療費につきまして、健康保険法に基づいた
○西澤説明員 ただいま運輸省の方からも御答弁ございましたように、留学生交流の受け入れ先団体等につきましては、私どもの国内の団体ということではなく海外の団体ということでございますので、必ずしも全面的にすべてのものについて把握できているという状況にはないわけでございますけれども、留学生を派遣しております我が国の団体等を通じまして現地の状況等につきまして十分掌握し、信用できる相手方と交流を行うというようなことで
○西澤説明員 先生今御指摘ございましたように、ホームステイを含めまして海外留学等に関しまして、留学あっせん業者等との契約上のトラブル、ホストファミリーとの不適応等が生じている事例の多くにつきましては、ホストファミリーが事前に決まらなかったり、あるいは事前のオリエンテーションが十分でなかったというようなことがございまして、そのプログラムが教育的見地から見て適切でない部分があるというふうに承知しているわけでございます
○西澤説明員 先生ただいまお尋ねの留学生十万人計画の実施状況でございますけれども、平成二年五月一日現在の数で、現在留学生総数四万一千三百四十七というような状況にございまして、これは実は十万人計画でございますと前期の終了期間が平成四年ということになって、平成四年に一応四万人を受け入れるという計画でございますので、二年ほど早い状況で達成しているような状況にあると承知しております。 それから、そのうちの
○西澤説明員 ただいまお尋ねのございました各学校等につきましては、法務省がこれを入国管理の観点から審査されたということで、文部省としては、個々の学校につきましての審査等を、いわゆる各種学校、専修学校等の認可を受けているものを別といたしまして、個別の学校についての審査等は行っていなかったというのが実情でございます。
○西澤説明員 先生今御指摘のように、近年我が国と諸外国との間の国際交流の進展等に伴いまして、国の内外におきまして日本語学習を希望します外国人が非常に急増してきておるわけでございます。その学習目的というものも非常に多様化してきておる。そういう中で、こういう事情を背景といたしまして、我が国の国内におきましても外国人を受け入れて日本語教育を行う、いわゆる日本語教育施設というものもたくさん数がふえてまいりまして
○説明員(西澤良之君) 今申し上げました二百五十五の機関、日本語教育機関の内訳というものは極めてさまざまでございまして、各種学校、専修学校等としていわゆる学校教育法上の認可を受けているものから、いわゆる民間の教育事業として実施されております日本語教育機関まで、さまざまなものがございます。
○説明員(西澤良之君) これは文化庁国語課の調査でございますけれども、昭和六十二年十一月一日現在、およそ四百九十六の外国人に対する日本語教育機関があるというふうに把握されているわけでございまして、そのうちいわゆる大学教育等の一環として実施されているものが二百四十一でございますので、残り二百五十五がいわゆる一般の日本語学校というふうに理解できると思います。
○説明員(西澤良之君) 日本の国際的地位の向上あるいは国際化の進展等に伴いまして、日本語あるいは日本文化の学習を日本でやりたいということで希望して日本に来られる外国人が非常に急速に増大しているということ、それからその目的というものも非常に多様化してきているというのが現実だというふうに思っております。これらの方たちがいわば本当に日本語あるいは日本文化というものを日本で勉強したいということでございましたらば
○西澤説明員 お尋ねのように、日本の国際的地位の向上等に伴いまして、日本語、日本文化等を学習したいという外国人の方々が非常に急増しているわけでございまして、その目的というものも非常に多様化しているというような状況があるわけでございます。これらの方々が本当に日本語でございますとか日本文化というものを勉強したいということでございますれば、これはもとより我が国としても大歓迎すべき事柄だというふうに考えておるわけでございますけれども
○西澤説明員 先生御指摘のように、昭和五十八年度から民間等との共同研究制度というものを設けたわけでございますけれども、これは、国立大学の研究者が国立大学におきまして、民間から共同研究者及び研究のための経費等を受け入れまして、共通の課題につきまして共同して研究を行うことによりまして、より研究の程度の高いものを生み出そうということで開始したものでございまして、例えば材料開発でございますとか機器開発、バイオテクノロジー
○西澤説明員 ただいま申し上げましたとおり、組織的な形での研究交流というものはなされてないわけでございますけれども、師弟関係、あるいは同じ学会に所属している、あるいは研究集会等に参加したというような個人的な機会を通じましての接触は、当然これはあろうかと思いますが、その状況につきましてはつまびらかに承知していないところでございます。
○西澤説明員 お答え申し上げます。 大学を中心といたします学術研究は、人文科学、社会科学、自然科学のすべての分野にわたります研究を研究者の自由な発想に基づきまして創造的に展開し、あわせてすぐれた人材の育成を図る、これを不可分一体のものとして実施する、こういうような基本的な使命を持っているわけでございますけれども、こういう学術または学術研究の成果というものは、広く社会に公開されまして社会の発展に貢献
○西澤説明員 先生御指摘のとおり、大学の教授等の職務内容は学校教育法に規定されているところでございまして、「学術の中心として、広く知識を授けるとともに、深く専門の学芸を教授研究し、知的、道徳的及び応用的能力を展開させることを目的とする。」大学におきまして学生を教授し、その研究を指導し、または研究に従事することを職務としているわけでございますけれども、このような学術の中心としての大学においては、人文科学